「人とグループの成長を支援する」ファシリテーショントレーニング

対話の学校は、
「人やグループの成長を支援する」ことが出来る、
ファシリテーション技術を習得するトレーニングの場です。



 ファシリテーション(facilitation)は、「促進する・容易にする」ことを意味します。ファシリテーション技術とは、グループにおいて人々が主体的に発言・行動し、自分たちの力で民主的に問題解決、課題達成、合意形成、自己成長などの目標に向かって進むための援助のことです。一部の利害のために場をコントロールするのではなく、人々が主体的に発言・行動できるように、場の安心安全を確保し、対話の中から創造されたアイデアを紡ぎ、意志を持って行動できるように援助します。

 最近、会議やホールシステムアプローチなどのファシリテーション技法が注目されるようになりました。しかしながらファシリテーション技術はとても古く、企業内・学校内・地域社会・国家間などで、紛争解決から日常の話し合いの現場で、70年近く前から活用されてきました。対話の学校はその古くからのファシリテーション技術の原点であり、基礎的な学習方法、ラボラトリー・メソッドの体験学習をもちいています。


 対話の学校では、世界中にある様々なファシリテーション技法を使えるように、
以下の4つの基礎技術の習得を目指します。

その場に起きていることに気づく感性
起きていることの原因を読み解く思考力
仮説を立て最適な働きかけを選べる選択力
実際にその場で実行する勇気




 対話の学校で学ぶことで、状況に応じた言動を身につけることが出来ます。状況に応じた言動を続けることで、皆さんが「人やグループの成長の支援者」となっていくのです。

対話の学校が用いている「ラボラトリー・メソッドの体験学習」は古くから、チェンジエージェント(社会変革者・社会変革体)を育成していると言われて来ました。(Tグループの実際ー人間と組織の変革ー 1965 エドガー・シャイン W.Gベニス)




対話の学校で学ぶこと



対話の学校では以下のことについて学びます。

1、グループについて

  • グループの状態:
    • グループプロセス、グループダイナミクス、PM理論、シェアードリーダーシップ、参加型リーダーシップ、ギブの4つの懸念、システム思考など
  • 人やグループの変化、成長の仕組み:
    • 経験学習のサイクル、ORJIモデル、U理論など

2、ファシリテーションの技法について

  • デザイン・質問・傾聴・身体の使い方など

3、自分自信のあり方について

  • ファシリテーション技術の使い手として




対象者はどなたでも



受講者の皆さんはさまざまな組織に属し、さまざまな背景をお持ちです。

  • 会社、学校、NPO、NGO、自治体、学生団体の所属者など。
  • 経営者、学生、教師、会社員、リーダー・マネージャー、人事・教育担当、採用担当、研修講師、組織開発コンサルタントなど。


特定の役職や立場の方に限らず、人と関わる状況にある方であれば、どなたが身につけて有効に使える技術です。

ファシリテーションに初めて触れる方には、基礎からじっくりと身につける機会となります。
また、ファシリテーションの経験のある方には、改めて基本動作を確認したり鍛錬する機会になります。

対話の学校は、ファシリテーション技術の基礎鍛錬に日本で一番時間をかけている自信と自負を持って、
皆様にトレーニングの機会を提供しています。